①おとなのフィリピン短期留学記|なぜフィリピン?(都市選びと準備編)

フィリピン短期留学

会社からTOEIC600取得を推奨され、本格的に英語学習をやり直すことになって、早10年。
フィリピンに語学留学してきました!

空前の円安の最中、社会人短期留学をした理由

ここ数年のコロナ禍で自粛ムードもあったので、純粋にそろそろどこか海外に行きたかったというのが、一番の理由です。

最初は、海外旅行を計画していたんですが、どうせ行くなら長めに行きたいけど円安で節約旅行になりそう、それなら英語のブラッシュアップも兼ねてと、短期留学に切り替えました。

日々、英語を使う仕事をしていて「読み書き」に関しては文法の誤りは時々あるものの、困ることはないレベルになってきたと思っていますが「会話」は難しいです。取引先とのテレフォンカンファレンスや、顧客来日時に参加必須になってしまった時以外は、極力「喋ること」は避けていました。

いつまでもそれではダメだとオンライン英会話を始めてブラッシュアップを図ってきましたが、とにかく話せない、決まったフレーズしか使えない(それでもいいと思ってますが)、話すのがとても遅いわで、上達にはほど遠い状態です。

なぜフィリピン?

短期留学といえば、フィリピンがまず最初に思い浮かんだことと、やっぱりレッスンのほとんどが、1 on 1(マンツーマン)ということが大きかったです。学校にもよりますが、1レッスン50分のマンツーマンが4~7コマ、グループレッスン、寮費や食事代込みで4週間30万円弱(都市と学校によります)という安さが魅力でした。

最初はここ10年ぐらいで日本人留学生が増えたという、マルタ島(地中海の島国)に行こうと思っていました。写真や映像で見る美しい風景に惹かれていたことと、レッスン数が少なく(午前か午後のグループレッスン3時間が主流)、観光に時間が割けそうというところで第一候補でした。残念ながら、円安の影響で大幅な予算オーバーになることが分かったので、行き先をフィリピンに切り替えて学校探しを始めました。

都市と学校選び

フィリピン留学といえば「セブ」というぐらいセブ留学が主流ですが、日本人がめちゃくちゃ多そう、若い留学生だらけ、インフルエンサー留学が多いということで選択肢には入れませんでした。インフルエンサーの留学情報は参考にはなりますが、あくまで「案件」なので、良いことしか発信されず判断に困りそうだったからです。

今考えると、週末にホテルステイしたりとか、セブも良かったかなと思っています。

そこで、最初に候補に考えたのは、首都マニラです。最近は香港やシンガポールに代わり、マニラをアジアのハブ拠点として支店を構える外資系企業も増え、ビジネスの中心地として語学学校も多いのでは?と期待したのですが、びっくりするぐらい少なかったです。唯一行きたいと思う日系の学校があったのですが、コロナ禍でオンラインレッスンに切り替えたとかで閉鎖されていました。
物価も上がってますし、運営が大変なのかもしれません。

そして、次の候補がバギオでした。

正直、マニラから「バスで5時間」の距離がネックでした。でも、留学エージェント業界では「真面目な人はバギオ」でマーケティングしているようで落ち着いていそうだったのと、個人的にできるだけ多くの世界遺産を訪れたいので、土日でフィリピン(ルソン島)北部の「ビガン」という世界遺産都市に観光できる距離ということで、決めました。

学校は、バギオの中でも生徒の年齢層が高そうという条件で探しました。日本人だらけで日本語しか喋らない人がいたことや、社会の縮図の人間関係、学校の運営にもいろいろ思うことはあったのですが、留学は本当に楽しくて一生の思い出ができました。担当の先生方のレベルは高く、バギオに留学して良かったと思っています。

エージェント

学校を決定し申込をする段階で、どうやら個人手配ができないと気が付き(直接申し込みができない)、エージェントを探しました。大半の人は、留学エージェントに相談してから学校を探すものですが、逆パターンです。

正直な感想として、1か月未満の短期留学であれば、どこのエージェントを選んでもそんなにサービスに大差ないと思います。長期留学だと、独自の料金割引や留学前の無料英会話レッスンがあるなど、各エージェントによっていろいろサービスがあるようなので、吟味する必要はありそうです。

ちなみに、私の選んだエージェントは、料金支払い後、メールで留学のオリエンテーション資料を送ってきて以降は、留学中も含め帰国後も一切連絡がないです、笑。メルマガが届いたぐらい!

もしかしたら今後リピートするかもしれない相手に留学後に「いかがでしたか?」とか、アンケートすら送ってこないなんて、留学ビジネスとしてはどうなんだろう?って思っちゃいましたよね。メインターゲット層(10代後半~20代)以外のマーケティングとしてかなり役立つと思うんですけど。

バギオ短期留学記

留学前に、実際に留学した人の本音や現地生活を見てみたくて検索したんですが、バギオの留学記を書いている人が予想以上に少なくて、情報があまり得られませんでした。You Tubeで配信している人も他都市に比べると少なかったですし。

これは自分が経験して分かりましたが、とにかく現地では忙しくて余裕がありませんでした!

そういうわけで、フィリピンじゃなくても社会人で短期留学を検討中の皆さんの参考になるかもしれませんので、これからちょっとずつ留学記を書いていこうと思います。学校名を公開する予定はありませんし、自分の備忘録も兼ねているのでお得情報はないかもしれませんが、参考になるとうれしいです!

コメント