①「世界で最も住みやすい都市」ランキングの常連でチョイ住み体験 in バンクーバー ~きっかけ編~

バンクーバー旅行

このバンクーバー旅行記は2015年の思い出です。
この旅行でいろいろ経験したことがきっかけで、その後、英語学習へのモチベーションがアップしたこともあり、自分の記録用として情報が古いのですが書くことにしました。
最新の情報ではありませんが、これから出かける人の参考になればうれしいです。

はじめてのひとり旅はカナダのバンクーバーへ

会社からTOEIC600の取得を推奨され、思いがけず学生時代以来の英語学習を再開することになったものの、まったくやる気のなかったアラフォーOLが2015年に出かけたバンクーバー。

実は、このバンクーバーが初めての北米旅行、そして初めてのひとり旅でした。

昔から海外ドラマが好きで興味がないわけではなかったのに、旅行といえばヨーロッパか近場のアジアやリゾートなどで、まるで避けていたかのように、北米は旅行の選択肢に入っていなかったんです。

その北米にあるバンクーバーに、当時友人が留学していたので、訪問を兼ねて旅行しようと思ったのがこのひとり旅のきっかけでした。

そして、友人はホームステイ中だったのでそこにお邪魔するわけにもいかず、ホテルを探すことにしたのですが、宿泊費が高い!高すぎました。

「世界で最も住みやすい都市」ランキングの常連

それもそのはず、バンクーバーは英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年発表している「世界で最も住みやすい都市」ランキングの常連で、カナダ屈指の観光都市です。

「レインクーバー(Raincover)」と呼ばれるほど、1年を通して雨の日が多いことでも有名な都市ですが、カナダの中でも比較的温暖な気候の地域とも言われており、そのバンクーバーのベストシーズンが、7月から8月にかけての短い夏だったのです。

観光都市のベストシーズンは宿泊費が高すぎる

地元の人が「バンクーバーに観光で来るなら夏しかない!」というほど、ほとんど雨も降らず晴れの日が続く過ごしやすい季節なので、ホテルの宿泊費もかなりのものでした・・・。

個人的に近場の海外旅行以外は「最低1週間は滞在したい派」なので、このバンクーバー旅行も1週間は滞在したいと思っていました。

だけど、想像以上のホテル代の高さで、ダウンタウンの中心地から少し離れた日本のビジネスホテルのような所でも日本円で1泊2万円を超えていました。パック旅行(航空券+ホテル代がセットになったもの)だと、一人宿泊は追加料金が発生するし、完全に予算オーバー。

それでも、3泊5日程度ならなんとかなるし、宿泊先をホステル(いわゆる相部屋)に変更することも考えたのですが、ひとり旅も初めてだわ、知らない人との相部屋の経験もないわでは、ハードルが高すぎると思い、行き先をアジアか国内旅行に変更することにしました。

留学生にも人気のバンクーバー

留学に興味がある人やしていた人ならご存知のとおり、バンクーバーは留学先としても人気都市で、大学や専門学校だけでなく、数多くの語学学校もあるので世界中から留学生が集まっています。

カナダの大学の卒業式は5月か6月、入学時期は9月ということもあり、7月や8月は夏休み限定のサマープログラムなどが各学校で提供されているので、短期留学生が特に多いシーズンとなります。

観光客も多く、短期留学生も多いシーズンともなれば、ホテル代が高くなるのも仕方ありません。友人に「残念だけど、今回の旅行はあきらめる・・・」と伝えたところ、彼女から思いがけない提案があったのです。

彼女が滞在していたホームステイ先は、通常は1年以上の留学生しか受け入れていないのですが、1週間程度の滞在でも受け入れてくれるかどうかホストファミリーに聞いてみるというものでした。

家族の居住用フロアと留学生専用のフロアに分かれており、留学生用に3部屋提供しているが、6月に一人、7月にもう一人が国に帰るのでちょうど空室が出るだろうとのことでした。その家でホームステイをしていた元留学生の紹介で2週間程度の短期留学生も受け入れていたので、1週間でも大丈夫かどうか聞いてみてくれることになりました。

思いがけずチョイ住み体験することに

ホストマザーに聞いてみてくれたところ、ちょうど部屋が空くからとあっさりOKが出ました。
しかも、滞在も1週間程度なので1泊2食付きで日本円で2500円程度の格安料金!で受け入れてくれるということだったので、即答でお願いすることにしました。

ホステル(ドミトリーともいう)と同じぐらいの宿泊費に恐縮しつつ、思いがけずホームステイも初体験できることになり、友人とそのホストファミリーには大感謝です。

海外留学の経験がなく、20代で経験しておくべきだったと後悔もあったので、本当にうれしい提案でした。

最近は女性のひとり旅も全然珍しくありませんが、これまでそれも縁がなかったので、アラフォーにして初めてのひとり旅とホームステイを経験できることになったのです。

バンクーバーへ旅行するきっかけを長々と書きましたが、次回は出発編です。

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