TOEIC380から600を取るまでにしたこと②

TOEIC

今や、社会人が自分の英語力を、会社に示すための必須資格となっているTOEIC。

ここ数年は、入社時点で既にスコアが700や800あるという新入社員も多いですよね。アラフォーOLも負けてられないと思う反面、生来のマイペースさが勝ってしまい、戦う前から白旗を上げています。

TOEIC600を取るまでにしたこと

さて、前回の続きです。
TOEIC380から600を取るまでに、わたしがしたことの実践編です。

昇進試験のためにTOEICの勉強を始めてみたけど、「何からやっていいのか分からない」、「まったくやる気がない」、「とにかく勉強したくない」っていう人のために、600を取るまでになるべく労力をかけずにできるであろう、わたしが実践した勉強方法をまとめてみました。

①とにかく単語を覚えた

・基礎の単語力をつける
・TOEIC頻出単語を覚える

スコアが400点台半ばになった頃、あることに気が付いたんです。それは圧倒的に語彙力が足りないということです。

いくら勉強したくないとはいえ、単語が分からなければ始まらないというわけで、なるべく楽に覚えられるように自分に合う学習ツールを探すことにしました。

英語学習アプリ「えいぽんたん!」の活用

この時はTOEIC学習者のお供とも言うべき単語集「金のフレーズ(金フレ)」の存在を知らず、わたしが選んだツールが英語学習アプリの「えいぽんたん!」でした。
スキマ時間にゲーム感覚でサクサクできるのに、知らない間にいつのまにか単語が覚えられるという秀逸なアプリです。

最初に簡単なテストがあり、TOEIC350から990の自分に合うレベルに振り分けられた後、出題されるTOEIC頻出単語を毎日勉強しました。

勉強している人は、既にご存知かもしれませんが、監修も「キクタン」で有名なアルク社なのでまさにTOEIC対策にうってつけです。

わたしの場合は勉強している感がなく、自然に単語を覚えることができただけでなく、短い時間でも毎日継続して英語を学習するという習慣がついたおかげで、その後の座学での勉強のハードルが格段に下がりました。

何をやっても単語が覚えられないという方や、時間の取れない忙しい社会人におススメです。

②リスニングを強化した

・スコアの高いほうを伸ばした
・苦手意識のないほうを勉強した

TOEICを運営しているIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式統計データによると、リーディングよりもリスニングの平均スコアのほうが60点ほど高いそうなんですが、みなさんはどうですか?
TOEICは採点基準上、リスニングのほうがスコアが高くなるようですよ。

苦手意識の少なかったリスニング

TOEICが300や400台の時はただ英語を聞いたり、読んだりするだけでもまだ抵抗がある人が多いと思います。わたしの場合は文法が苦手で、リスニングとリーディングとの差が毎回100以上離れていました。

そこで、昔から洋楽や海外ドラマが好きで、聞くだけの英語には抵抗がなかったこともあり、単語の勉強以外はリーディングを捨てて、リスニングだけ勉強することにしました。

TOEICは120分のテストですが、リスニングは45分、リーディングは75分です。リスニングを通しで勉強してもリーディングよりも30分も短いのです。

それに、TOEICのリスニングに使われている単語や文法、構文はリーディングよりも簡単なので、初心者の方はリスニングから勉強するほうがよいと思います。

教材はTOEIC公式

教材は公式問題集だけに絞って勉強しました。

主に通勤時間を活用しましたが、Part3,4は聞き流してしまうと思い、ひたすらPart2ばかり聞いていました。
Part2は10分程度の応答問題ですし、集中すれば聞き逃すことはありません。
平日はPart2だけを聞き、週末は30分程時間を取ってPart3、4を聞きました。

この勉強方法は自分に合っていたようで、一気にリスニングのスコアが上がりました。

Abilities Measuredを公開してみる

画質が良くないのですが、初めてスコアが700超えた時のわたしのリーディングの「Abilities Measured(アビメ)」を載せてみました。

これを見れば項目別の正答率が分かるのですが、一番下の「文法が理解できる」の項目だけ700を超えても平均以下です。

でも、偏った勉強方法でも600、700を取ることは可能なんです。

文法が得意、読むのが好きという方はリーディングだけの勉強をすることもアリだと思います。

③TOEIC公式問題集をテスト前に一通り解いた

リスニングに特化した勉強でしたが、問題に慣れるために公式問題集は時間を計って2時間通しでリーディングまで解きました。時間配分も分かるし、最後まで集中力を切らさないための訓練にもなると思います。

いろいろな問題集がありますが、なんだかんだ公式問題集を解くことが、TOEIC600を取るための一番の近道かもしれません。

まとめ

わたしはリーディングの対策は、単語の勉強とTOEIC公式を一通り勉強する以外は600を超えるまでは全くしませんでした。

それが良いか悪いかはさておき、600を超えるまで自分の得意な項目に重点を置き勉強するということは、ある程度効果が出るやり方だと思います。

わたしは今年の残りのTOEICは受けないので、年明け1月のテストに向けてそろそろ勉強を再開しなくては。

Photo taken in English Bay, Vancouver.

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