今や、社会人が自分の英語力を会社に示すための必須資格となっているTOEIC。まずは、昇進条件の第1関門にTOEIC600の取得を求められている会社員も多いんじゃないでしょうか?
社会人になってからのTOEIC勉強
わたしがTOEIC対策の勉強を始めたのも会社から600点取得を推奨されたからなんですが、ここ数年である程度のスコアを会社から求められているっていう人が格段に増えたと思います。
ほんの数年前まで600点だと「そこそこ英語できるんだね」って評価だったはずなのに、最近だと「最低限の英語力はあるんだね」という評価になってしまっています。
たしかにTOEIC600点の人でも英会話となると言葉が出てこないって人がほとんどだと思います。ちなみにわたしの今のスコアは730点。ぜんぜん高くありません。
しかも、最初にTOEICを受けた時のスコア380から700を超えるまでになんと5年もかかるというグダグダぶりです。
380から600超えるまでに3年もかかってますから。
TOEIC500から600までは3ヶ月
でも、500から600を超えるまでは3ヶ月でした。
実は「結構すごいぞ、わたし!」と思ってましたが、TOEICの勉強仲間から言わせると、きちんと勉強すれば3ヶ月で500から600っていうのは、普通なんだそうです。
その3ヶ月で受けた回数は1回だけです。
600を超えてからはしばらく勉強もしなかったし、TOEICを受ける頻度を減らしたので、730点を取るまでにこれまた2年かかりましたが。
そこで「何からやっていいのか分からない」、「まったくやる気がない」、「とにかく勉強したくない」っていう人のために、600を取るまでに労力をかけずにできるであろう、わたしがしてきた勉強方法をまとめてみます。
スコアもまだ730だし、600取るのに3年もかかったグダグダな人のやり方なんてまったく役に立たないよって人がほとんどだと思います。
でも、学習中でなかなか成果が出てない人に、こんな人でも600取れるなら自分もと思っていただければ。
今回は具体的な勉強方法ではなく、勉強する前に行った準備編です。
①自分に合う勉強方法を見極めた
何からやっていいのか分からなかったので、まず第一に自分に合う勉強方法を探しました。
本屋さんに行けばTOEICの対策本だけで100種類ぐらいはあるし、いろいろな情報があふれていて「これがいい」と言われるものをとりあえず試してみたけど、ぜんぜんスコアが伸びない人は勉強方法が合っていないのです。
人それぞれですから、みんなに合うものが必ずしも自分に合うわけではないのです。
わたしの場合、いろいろ遠回りしてスコア600まで辿りついた結果、最初にスコアアップへの手応えを感じた勉強方法は、とにかく単語を覚えることでした。
学習ツールは、無料英語学習アプリの「えいぽんたん!」を使いました。すっかりサボりがちにはなりましたが、えいぽんたんにはかなり助けられました。
なかなか単語が覚えられない方におすすめです。
②TOEIC対策の勉強だけをする
なかなか600取れないっていう人の中には、TOEIC対策に特化した勉強をしていないという人が意外に多いんじゃないかと思ってます。わたしがそうでしたから。
600を取るように言われて最初にしたことが以下の2点。
・受けてみて自主学習は無理と判断し英会話スクールに入った
TOEICのスコアを上げなければいけないのに、とりあえず会話から習ってみようと通ってしまったんです。レッスン代が果てしなくムダでした。
文法も理解していないのに、英会話なんてできるはずがありませんでした。
遠回りして気がついたことは、TOEIC対策は社会人が英語学習を再開するとっかかりとしては、最適なツールだということです。
もしなかなかスコアが上がらない場合は、ひとまず600超えるまでは英会話などせずに、TOEIC対策だけに特化することをおすすめします。
③勉強する習慣を身につける
TOEICスコアがなかなか伸びない人は、やっぱり圧倒的に勉強時間が足りていないと思います。
あたりまえですが勉強しないとスコアは伸びないのです。とにかく勉強したくないわたしにとっては、これが一番キツイことでした。
通勤時間や休憩時間にTOEIC公式のリスニングをしたり、勉強が楽しめるようなアプリを探して継続的に学習する習慣をつくりました。
アプリのおかげで勉強しなきゃいけない感はかなり軽減されたかも。
まとめ
TOEIC対策もそうですが英語を習得するためには、とにかく継続的な学習を習慣にすることが大事だと、この時に実感しました。
次回はTOEIC600を取るまでに具体的におこなった勉強方法をまとめます。
Photo in a park in Vancouver.
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