英文ビジネスメールでよく使われるフレーズ「教えてください」

学習ノート

みなさんいかがお過ごしですか?
今回のブログは「英文ビジネスメール」について、久しぶりに書いてみますよ。

メールに必ず書かれてあるフレーズ “Let me know”

英語圏はもちろん、非英語圏の取引先と日々メールでやり取りをしているんですが、どのメールにも必ず書かれてあるフレーズが “Let me know” です。

書かれていないメールを探すほうが難しいんじゃないかってぐらい “Please” とセットで最頻出なので、わたしのような「英語初級者」でも使いこなせるようになるとかなり便利です。

Please let me know | 教えてください

英語を使って仕事をするようになり、もっと「こなれた」適切な表現があるはず!って思うことが多々あるんですが、その1つが「教えてください(お知らせください)」でした。

日本人が「教えて」と聞いてまず思い浮かべる英語のフレーズは “teach me” だと思うんですが、さすがにこれは違うよね?って感じてました。

ミミ

それじゃない感!

“teach me ” だと学校の先生とか知識の深い人に教えを乞うイメージなんですよね。

日本語のビジネスメールでも「ご教示ください」なんて使うけど、ちょっと教えてほしい、知らせてほしい時に使うなら、“tell me” のほうがまだしっくりくるかな? と思っていました。ただ、“tell me” も海外ドラマを観ていると、目の前で会話をしている場面で使われているような気がしたので調べてみました。

そしたら、ビジネスでは “let me know” が圧倒的に使われていました。そういえば取引先からのメールにも毎回書かれてあるフレーズですが、無意識に「お知らせください」と訳していたので、気が付かなかったのでした。

「教えてください」も「お知らせください」も一緒だわ! うーん、日本語力の問題?

let me know と tell me の違いは?

let me know
ミミ

都合が良い時に教えてね!

“let me” は「わたしに~させて(ください)」です。
let me knowで「わたしに教えてください(知らせてください)」となります。今すぐではなく時間のある時に「教えてほしい」という表現で、日常会話でもネイティブが好んで使っているようです。控えめで丁寧な印象を受ける為、ビジネスでもよく使われるんでしょうね。

では、tell me はビジネスシーンでは使われないの?って思うところですが、これはすぐに回答が欲しい時に使うフレーズのようです。

tell me
ミミ

今すぐ教えて!この場で教えて!

道に迷って人に道を尋ねたりといった「この場ですぐに知りたいこと」や友達と会話してて「どうなの?どうだったの?」って聞き出したい時に使うようで、どちらかというと積極的な印象です。

だから、取引先に使う場合は、早く返信が欲しい時に使っています。

その場合も “Could you please tell me ~?” とか、なるべく丁寧に書いています。

その他のビジネス英語「教えてください」フレーズ

時々 “Could you inform us of~ ?” など、書かれていることもありますが、かなり固いフォーマルな表現のようです。初めてメールをやり取りするような関係性ができていない相手の時には良いかもしれません。わたしは今のところ、使ったことはないです。

Please advise

相手の具体的な要望や意向などを教えてもらいたいときは、“Please advise~” を使っています。こちらはビジネス英文メールでよく使われる定番フレーズですし、日本語の「ご教示ください」という表現に一番近いと思っています。〇〇だから、こうでっていう文章の一番最後に、”Please advise.”と書くこともあります。

TOEICで よく見かける “Please be advised that~” は「お知らせします」、「ご承知おきください」となります。

他にもいろいろ

これ以外でわたしがよく使っているのは “share” です。これは意味どおり情報を「共有」してほしい時、相手の意向を教えてほしい時に使っています。例:Could you share the 〇〇 with us ?
その他、社内の人には ”Get back to me” とか、お客様にも使ってるけど、”Could(Can) you give me~” とかかな?

May I know(ask)

こちらのワードで検索してブログにいらっしゃる方も多いので、追加しました。
私自身は”May I know~” は、ほとんど使わないのですが、海外の取引先の人たちから届くメールには、結構な頻度で書かれてます。

今度、どこの国の人が書いてるか確認してみますね。
ネイティブはたぶん使ってないですけど、意味が分かるので使っても問題ないと思います。

”May I~”って「~してもよいですか?」っていう、人にお願いするときに使うとても丁寧な表現ですよね。なので、”May I know~”で「教えていただけませんか?」となります。教えてもらってもいいですか?的な。

個人的には、自分の理解が合っているのか分からない時なんかに使っています。あとは、催促をする時かな?
”May I know any update?”とか。

使えるフレーズ!let me know

英語初級者のわたしも “let me(us) know”  は、使わない日はないってぐらい、日々ビジネスメールで使っているフレーズです。 活用度No.1です!
ついでに、こちらから相手に「教えたい(お知らせしたい)」時の “let you know” もよく使います。

具体的な文章を書いた検索も多いので、こちらに検索ワードにあった例文を記載しています。
※随時更新してます(気が付いた時に)

let me know 以外もありますよ。

例文
電話番号を教えていただけますか?
・Could you tell me your phone number please?
さらに情報が必要な場合は教えてください
・If you need further information, please let me know.
最新情報を教えていただきありがとうございます
・Thank you very much for your email and letting us know the update.
私のメールを受け取ったら教えてください
・Please let me know when you receive my email.
・Please let us know if you have received my email.
どうしたらいいか教えてください(何をすべきか教えてください)
・Please advise what I should do.
・Please let me know what I should do.
ちょっと教えてください(ちょっと伺ってもいいですか?)
・May I ask you something?
これについても進展がございましたら教えてください
・Please let us know if there is any progress on this as well.
 ※「~も」は文頭にAlsoも可、少しカジュアルですが文末に「too」もOK
詳細を教えてください
・Let me(us)know the details. 
何か進展があればお知らせします
・We will let you know if there is any progress.
お客様からフィードバックがありましたら教えます
・We’ll let you know if we have customer feedback.

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