⑥おとなのフィリピン短期留学記|エントリーテストとオリエンテーション

フィリピン短期留学

本格的に英語学習をやり直すことになって、早10年。
フィリピンに語学留学してきました!

留学初日!レベルチェックとオリエンテーション

無事に校内に入ることができ、自室を案内されて荷物を置いてすぐにカフェテリアへ・・の話は、また後日書くとして、先に初日のエントリーテスト(レベルチェック)とオリエンテーションのお話です。

私がお世話になった学校は、受け入れ年齢が22歳以上、社会人のみ(22歳以上なら大学生も受け入れ可能という噂)、夜間レッスンが受けられるのでリモートワークをしながらワーケーション留学も可能、フレキシブルなカリキュラムを提供するという、社会人にうってつけの学校でした。

インターネット接続もかなり安定していて、実際にリモートワークをしながら留学している人も数人いらっしゃいました。たぶん、SmartとGlobeの2キャリアのWi-Fiが入っていたと思います。

事前に留学エージェントから届いたオリエンテーション資料を確認すると、エントリーテストとオリエンテーションは午後になっていたので、私も午前中はいろいろとパソコン作業を行う予定にしていました。

留学エージェントからもらった初日スケジュールに間違いが・・・

ところがですよ、そのスケジュールがどうやら他の学校のものだったらしく、朝からエントリーテストということだったので、急遽予定を変更することにしました。

今後の方のために、エージェントに連絡しようと思いましたが、学校側にこちらから伝えておくと言われたので、おまかせしました。エントリーテストを受けた同日に各国のエージェントをお招きした「ご招待ツアー」があったので、きっと注意されたことでしょう。

学校側に念のため確認して良かったです。人をまるっと信用してはいけないですね。

【事前配布されたスケジュール】

7:30 -9:00  朝食
(休憩)
12:00    昼食
13:00    レベルチェックテスト
15:00    オリエンテーション
17:00-18:00 夕食
18:00              両替・SMモールツアー
21:00              スケジュールと教科書配布

【実際のスケジュール】

7:30 -9:00     朝食
09:30    レベルチェックテスト
12:00    昼食
13:00    オリエンテーション
15:00    両替・SMモールツアー
18:00-19:00    夕食
20:00    スケジュールと教科書配布

エントリーテスト、そしてテスト結果

小規模でアットホームな学校で、生徒はMAXで80名ぐらいと聞いていました。
私が行った時期は閑散期だったはずですが、この日に入学したバッチメイト(同期生)は10名もいて、ほとんどの人が2ヵ月以上の留学を予定しているようでした。

時間どおりに部屋に入ると、好きな場所に座るように言われ、全員集まったところでテスト開始でした。

ライティングとリーディングテストの途中で1人ずつスピーキングテストに呼ばれたので、この2教科は時間制限がなく、終わったら提出してくださいという大らかな対応でした。そんなに長々と時間をかけても結果は変わらないだろうと、見直しもそこそこにランチを食べに行きましたが、リーディングは見直ししたら、もう少し正答率が上がった気がします。

後日、ヘッドティーチャーに呼ばれてテストの返却があり、各テストのフィードバックがありました。テスト結果と渡されたテキストで自分のレベルはなんとなく分かりましたが、はっきりBiginnerとかIntermidiateだとかは言われなかったです。

以下、感想と結果です。

①文法 正答率54%

文法は不得意なので、初っ端から難儀しました。みんなが間違いやすい、勘違いするような問題の羅列でした。後日、ヘッドティーチャーからは、全体的な総合力は悪くないけど「文法どうしたの?良くないね」と言われてしまいました。

今になって見直すと、なんで間違えたかな?という問題もあるので、きっと緊張した結果でしょう。
得意だと思っていた「完了形」の問題をほとんど間違えました。
半分取れたので、個人的にはそこそこだと思っています。

②ライティング 評価 16/40

質問文があり、この意見にagreeかdisagreeかを書きなさいといった内容でした。題材が難しく予想していないものだったので、こちらも大変難儀でした。ライティングは評価ポイントが5項目に分かれていて、項目によって配分が違ったんですが、なぜか4項目は最初に貰っていた点より1点ずつマイナスされていました。

私のバッチメイトたち、かなり英語ができる人たちで留学必要ないよね?という方もいたので、全員の回答を見て下げられたのかもしれません。斜め前に座っていた人が、めちゃくちゃ長文書いててスゴイなと思った記憶。私も短いながらもポイントは押さえたつもり。

途中でスピーキングテストに呼ばれて中断しました。戻った時に、もう少し時間が欲しいか確認されましたが、文章が思いつきそうになかったので、そのまま提出しました。

結果が良くなかったので、おそらく初級のテキストを渡されました。今回の留学を経て、ライティングスキルが一番伸びた気がしています。

③スピーキング

こちらも評価ポイントが5項目あって、各9点満点中4~6でした。カメラで撮影されながら、話した内容が記録されていて、ド緊張した記憶。なぜかスコアは真ん中あたりだったけど。

そして、全く上達しなかったです。

④リスニング 正答率36%

難儀中の難儀でした。TOEICのリスニングは、そこまで良くないもののだいたい400~450の間なんですが、初っ端からまーったく聞き取れずに心が折れました。前半、子供の声でゆっくり喋ってるのに、何ひとつ聞き取れませんでした。何の話をしているのかも分からなかったのは、初めての経験でした。

後半はいくつか手応えのある問題がありましたが、テスト中に感じたとおりの結果でした。
こんなにリスニングができなかったとは・・

テキストは、はっきりとビギナーと分かるものでした。この結果が、後々私を悩ませることに・・

⑤リーディング 正答率91%

TOEICのリーディングに比べると簡単だと思いました。

最初の文法テストの途中で「今回の留学期間中にどのスキルを伸ばしたいか?」というヒアリングがヘッドティーチャーからありました。

①スピーキング
②発音
③リスニング

と回答しましたが、文法は?と聞かれて、では④に文法、そしてリーディングは?との問いには「必要ないです」と胸を張って答えたのですが、しっかりレッスンには組み入れられていました!笑

テスト中も手応えがあったし結果も良かったと思うのですが、渡されたテキストは中級でした。バッチメイトの何人かはひとつ上のテキストを渡されていたので、満点だったんだと思います。

正直なところ、リーディングのテキストは簡単すぎて勉強にはならなかったです。でも、リーディングの先生とはウマが合っていろいろ話ができて楽しかったので、受けて良かったです。

オリエンテーション

ランチの後、Libraryに集まり、オリエンテーション開始。学校へ提出する個人情報シートの記入、ヘッドティーチャーから、学校のルールや注意事項の説明がありました。オールイングリッシュでしたが、分かりやすい言葉で伝えてくれるので、全部理解はできました。

いろいろルールはありましたが、印象的だったものがこちら。

共有スペースでの飲酒禁止、部屋は可

22歳以上の年齢制限がある学校だったので、自室で飲むのは大人だからOKとのことでした。私は1人部屋だったので1人飲みもしましたが、ほとんど外に友達と飲みに行っていました。でも、部屋には冷蔵庫があったので、冷やして美味しく晩酌もしたりしました。フィリピンはビールが安い!

寮が、7・8階、カフェテリアと教室が9階でしたが、9階で飲酒したことが分かると一発アウトで退学とのことでした。お酒がなくても、コワーキングルームやカフェテリアでみんなで集まっておしゃべりしたのは、良き思い出です。

他の生徒の部屋への立ち入り禁止!

どうやら、廊下に防犯カメラがあるらしく、異性の部屋に入ったのがバレると一発アウトで退学、同性の部屋もバレたら3回目で退学という厳しいものでした。過去に退学が1回あったとかなかったとか。

立ち入りOKだったら、絶対誰かの部屋がたまり場になってしまうので、このルールは良かったと思います。

ロマンスはご自由に

「ロマンス」については、皆さん大人なのでご自由にどうぞ、但しルールは守ってねというものでした。大人の集う学校だったので、年齢層の低い学校に比べると皆さん落ち着いてはいましたが、ロマンスな関係も目の当たりにしました。

私は短期だったので、そもそも忙しくてそれどころじゃなかったんですが「ロマンスがありあまる」状態の人たちもいましたね。まぁ、お元気で何より。

退学になったという話は聞いてないので、部屋には入ってないか、バレてないかですね。
ゆるいんだか、厳しいんだか。

コワーキングルーム

あとがき:テキスト配布

時系列で日記形式で留学記を書く予定でしたが、間が空いてしまったのでとりあえず書きたいものを書くというスタイルにしました。オリエンテーションの後は、バッチメイトたちとSMモールに買い出しツアーに行ったのですが、その話はまた後日です。

ツアーから戻り、夕食を済ませてカフェテリアで喋っていると「今日の8時(20時)にテキストが配布されるから時間どおりに試験を受けた教室まで来るように」と、スクールマネージャーから言われたので向かったところ、机の上にそれぞれの名前が貼られたテキストとスケジュールが置かれてありました。

みんなで待てど暮らせど、誰も来ない。あ、これはセルフ方式なんだと気が付くのに20分かかりました。

ゆるいんだか、厳しいんだか。

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